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紙折り機とは?導入メリットや機能、選び方をわかりやすく解説


公開日:2025.5.20

紙折り機は学校やオフィス・店舗など様々な所で利用されています。請求書やチラシなど大量な用紙を折る作業を自動化してくれる便利な機械です。。そんな紙折り機には、機能面や値段を含めて様々な種類があるのをご存じでしょうか?この記事では紙折り機の種類をはじめ、選び方のポイントやおすすめの商品まで詳しく解説していきます。



目次
紙折り機作業イメージ

紙折り機とは

紙折り機作業イメージ

紙折り機(かみおりき)とは、印刷物や書類などの紙を自動で折ることのできる機械のことです。手作業では時間と手間がかかる紙の折り作業を自動化できるため、オフィスや印刷会社、学校、官公庁など、さまざまな現場で活用されています。
特に、ダイレクトメールや請求書、案内状などを大量に発送する業務において、紙折り機は作業時間の短縮と品質の均一化に大きく貢献します。
また、紙折り機は対応する「折り方」のバリエーションが豊富です。二つ折りや三つ折り、Z折り、観音折り、クロス折りなど、用途に応じて自在に使い分けることができます。この機能により、封筒に収めやすい形状や、冊子のような体裁を整えることが可能になります。
紙折り機自動化イメージ

紙折り機の種類について



紙折り機には、主に用途別で分けるとオフィスで使用する「ローラー式」と印刷所等で使用する「ナイフ式(プレート式)」の2種類があります。 こちらではそれぞれの特徴をご説明します。
ベルト式紙折り機

オフィス用紙折り機

弊社が扱っているオフィス向け折り機の多くはローラー式で、ゴム製のローラーで紙を送りながら折る仕組みです。 ベルト搬送の為にベルトで引き込みにくい用紙(薄いチラシ等)は静電気の影響ではエラーになりやすくなります。 そのため上位モデルではエアー給紙方式等別の方式で処理するモデルも有ります。

ナイフ式紙折り機

業務用紙折り機

大型のい業務用紙折り機は方式はナイフ式は大型で通常印刷所等のライン内に組み込むタイプが多いです。プレートで紙を押し込む方式で、厚紙や特殊紙の処理にも対応可能です。一般的に製本作業や カタログ印刷等で利用されています。


導入によって得られるメリットは数多くあり、折り作業の省力化はもちろん、折りのズレやミスも減らせるため、仕上がりの品質も安定します。特に大量処理を必要とする現場では、人件費の削減や業務のスピードアップに直結します。 紙折り機は、紙業務の現場における「見えない負担」を軽減し、よりスムーズで正確な作業を可能にする、非常に頼もしい機器といえます。

紙折り機を選ぶときの5つのポイント


紙折り機作業イメージ

1. 処理枚数とスピードを確認する

紙折り機を選ぶ際、まず重視したいのが処理能力です。1時間に何枚折れるか、連続でどれくらいの枚数を処理できるかは業務効率に影響します。大量のチラシやDMを扱うなら、耐久度の高いモデルがオススメです。少量使用なら簡易モデルでも十分対応可能です。


2. 対応用紙サイズと種類を見る

A4やB5など、折りたい用紙サイズに対応しているかは必ず確認しましょう。また、用紙の厚みや質も重要です。コピー用紙であれば基本的にほとんどの紙折り機で問題ありませんが、チラシやフライヤーで利用されているコート紙・厚紙や特殊紙を使用する場合は、対応機種を選ばないと紙詰まりや故障の原因になります。 弊社では基本的にコピー用紙以外をご利用予定の方には試し折りを推奨しております。

3. 折りパターンの種類をチェックする

二つ折り、三つ折り、Z折りなど、機種によって対応する折りパターンは異なります。使用目的に応じて必要な折り方に対応しているかを確認してください。複数パターンに対応しているモデルを選べば、用途の幅が広がります。
紙折り機折り方色々


4. 操作性とメンテナンスのしやすさ

使いやすさも選定ポイントのひとつです。折り位置の調整が簡単か、操作パネルが見やすいか、紙詰まり時の対応がスムーズにできそうかなどをチェックしましょう。紙を折る際に必要な折り位置・紙のサイズ・折りパターンなどを自動で検出・調整してくれる自動調整機能付きなら初心者でも安心して使えます。
紙折り機メンテナンスイメージ


5. 設置スペースと騒音レベル

業務用の紙折り機はサイズが大きく、動作音が気になることがあります。事前に設置スペースを測っておき、静音性も確認しておくと安心です。オフィスや店舗での使用なら、静かなモデルを選ぶとストレスを減らすことができます。

(商材のこだわりを踏まえた)検討中の方へ

紙折り機は単なる事務機器ではなく、届けたい情報を「丁寧に・正確に・美しく」伝えるための大切なツールです。ここでは、チラシ、DM、請求書、案内状などの魅力を損なわず、より効率的に届けるための紙折り機選びのポイントを3つご紹介します。

折りの正確さは品質の第一歩

印刷物は、見た目が命です。折りズレがあると、それだけで「雑な印象」につながってしまうこともあります。高精度な折り機を選ぶことで、折り位置が常に一定に保たれ、見た目の美しさや読みやすさが保たれます。特にデザイン性にこだわった印刷物や、複数ページを折って封入するような資料では、この「折りの精度」が特に重要になります。

紙質・加工との相性を見極める

光沢紙や厚紙、特殊なコーティングが施された用紙など、印刷物によっては素材にこだわる場合もあるでしょう。その場合、一般的な紙折り機では対応しきれないことがあります。機種によっては、特定の紙質や厚さに特化した設計がされているものもあるため、自社の印刷物に最適な仕様を確認することが重要です。


作業効率と印象アップを両立する自動化機能

多くの印刷物を効率よく処理するには、紙のセットや排出がスムーズであることが欠かせません。自動給紙、自動停止、カウンター機能など、作業者の負担を減らす工夫がされているモデルを選ぶと、生産性もアップします。手作業よりも美しく、短時間で均一な仕上がりが実現できます。

折り位置自動機能

紙折り機自動・手動比較
折り位置自動機能があるとボタン一つで折り方を変更可能です。 様々な用紙を印刷しているメーカー・DM業者などはこちらの機能が有る方が仕事効率化につながります。 逆に請求書のみ処理される場合は手動タイプで問題ありません。手動タイプは通常2か所程レバーを調整して折り位置を指定します。

整列排紙機能

紙折り機作整列廃止機能
簡易モデル・エントリーモデルに自然落下式の場合、折り方や折る量によって紙が揃わずに排出されてしまうデメリットがあります。 整列排紙機能があれば紙が揃って排出されるので大量に処理する場合には必須の機能と言えるでしょう。

値段や料金目安


紙折り機は価格帯によって性能・機能が大きく異なり、導入先の事業規模や使用目的に応じた選定が欠かせません。ここでは、代表的な4つの価格帯ごとに、どのような事業者に適しているかを詳しく解説します。

1. エントリーモデル(5万円未満)|個人事業主・在宅ワーク向け

最も安価な価格帯で、手動操作または簡易的な電動タイプが中心です。折る枚数が少ない方や、月に数回程度の使用を想定している個人事業主、フリーランス、在宅事務作業に向いています。手差しでの作業が基本となるため大量処理には不向きですが、DMや請求書を折る作業など最低限の用途には十分です。小さくて軽量なので収納や移動も簡単です。

2. スタンダードモデル(5万~10万円)|小規模オフィス・店舗向け

この価格帯になると、ある程度の自動化が可能な電動式が増えてきます。1日数十枚から数百枚の折り作業に対応可能で、日常業務で定期的に紙を折る必要がある小規模企業や店舗などに適しています。A4、B5サイズ中心で、基本的な二つ折りや三つ折りなどをサポートしています。導入しやすい価格で、初めての紙折り機として選ばれることが多いクラスです。

3. ミドルモデル(10万~30万円)|中小企業・団体事務局向け

中規模の業務に耐えられる中級機は、折るスピードや精度が大きく向上します。自動給紙や折り位置の調整機能、複数の折りパターンなど、操作性にも優れ、事務局業務を支える頼れる存在です。学校、医療機関、地方自治体の庁舎などでよく導入されており、日常的に一定数以上の書類を処理する環境で活躍します。安定稼働と仕上がりの美しさを求める方におすすめです。

4. ハイエンドモデル(30万円以上)|大企業・印刷業・大量処理現場向け

最上位モデルは、処理速度・耐久性・精密性において群を抜いており、1日数千枚規模の折り作業も難なくこなします。多様な用紙サイズ・厚み・特殊紙への対応、さらに自動調整やトレイ制御などの高度な機能を備えており、印刷会社や大量の書類を扱う大企業、事務センターに最適です。初期投資は大きいですが、長期的に見ると業務効率化と人件費削減の両方に貢献します。

当店のオススメモデル

弊社で販売中のオフィス用紙折り機の売れ筋の人気商品を、それぞれの特徴を比較しながら紹介します。
紙折り機商品一覧はこちら

【筆者・監修者企業】日本機器株式会社
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