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バッテリー再生(リフレッシュ)でバッテリーを復活させる方法!
費用、メリット、注意点を徹底解説


公開日:2025.12.01
バッテリーリフレッシュ

「最近、測定器、計測器、工具のバッテリーの持ちが悪くなったな…」そう感じているあなた!バッテリーの寿命が近づいているかもしれません。でも、まだ諦めないでください!

この記事では、バッテリー再生(リフレッシュ)という選択肢をご紹介します。バッテリー再生とは、劣化してしまったバッテリーを復活させる技術のこと。費用を抑えつつ、バッテリーの寿命を延ばすことができるんです。この記事を読めば、バッテリー再生の仕組みから、メリット・デメリット、具体的な方法まで、全てが分かります。

バッテリー再生(リフレッシュ)とは?

バッテリーの寿命が近づくと、充電してもすぐに充電が切れてしまったり、以前のようなパフォーマンスが得られなくなったりしますよね。

新品のバッテリーに交換するのは費用がかさみますし、廃棄物の増加も気になるところです。そんな時に注目したいのが「バッテリー再生(リフレッシュ)」という選択肢です。バッテリー再生とは、劣化したバッテリーの性能を回復させ、再び利用可能にする技術のこと。これにより、新品バッテリーへの交換費用を抑えつつ、バッテリーの寿命を延ばし、環境への負荷を減らすことが期待できます。

このセクションでは、バッテリー再生の基本的な仕組み、その目的、そして読者の皆さんが抱えるバッテリーの悩みについて掘り下げていきます。

バッテリーの種類

現在、私たちの身の回りで広く利用されているバッテリーには、主にいくつかの種類があります。それぞれの種類によって、特性や劣化の仕方が異なります。

バッテリーの種類

特徴

主な用途

リチウムイオンバッテリー

エネルギー密度が高く軽量。充放電を繰り返すことで徐々に劣化が進む。

スマートフォン、ノートパソコン、電動工具、電動自転車など

ニッケル水素バッテリー

リチウムイオンバッテリーよりエネルギー密度は低いが、比較的安全性が高い。メモリー効果や経年劣化による性能低下が見られる。

電動アシスト自転車、一部の充電池、一部の電動工具、ハイブリッド車など

鉛蓄電池

大電流を供給できるのが特徴。使用とともに電極板が劣化し、容量が低下する。サルフェーション(電極板の硫酸鉛化)が進行すると再生が難しくなる場合がある。

自動車、一部の産業用電源など

リチウムイオンバッテリー」は、スマートフォンやノートパソコン、電動工具などに搭載されており、エネルギー密度が高く軽量であるという特徴があります。しかし、充放電を繰り返すことで徐々に劣化が進みます。

次に「ニッケル水素バッテリー」があります。これは、かつてニカドバッテリーに代わって普及したタイプで、リチウムイオンバッテリーよりはエネルギー密度が低いものの、比較的安全性が高いとされています。電動アシスト自転車や一部の充電池などで利用されています。

また、自動車でよく使われる「鉛(なまり)蓄電池」も代表的なバッテリーです。大電流を供給できるのが特徴ですが、これも使用とともに電極板が劣化し、容量が低下していきます。

これらのバッテリーは、それぞれ内部構造や化学反応の仕組みが異なり、劣化の原因や再生方法にも違いが出てくるため、ご自身のバッテリーがどの種類に該当するかを知っておくことが大切です。

バッテリー劣化の原因

バッテリー劣化の原因

説明

充放電サイクルの繰り返し

バッテリーは充電と放電を繰り返すたびに、内部の化学物質が変化します。この変化は不可逆的で、繰り返されるうちに徐々にバッテリーの容量が減少し、充電できる最大量が低下します。

高温環境下での使用や充電は、バッテリー内部の化学反応を促進し、劣化を早めます。特に、夏場に直射日光の当たる場所での放置や、高負荷な作業の長時間継続はバッテリーに大きな負担をかけます。

長期保管

バッテリーを長期間、満充電または完全放電の状態で放置すると、内部の化学物質が不安定になり、容量が低下したり、充電できなくなったりすることがあります。

バッテリーが劣化する原因はいくつかありますが、主に「充放電サイクルの繰り返し」と「」、「長期保管」が挙げられます。これらの要因が複合的に作用し、バッテリーの性能を低下させていきます。

まず、最も一般的な原因は「充放電サイクルの繰り返し」です。バッテリーは充電と放電を繰り返すたびに、内部の化学物質が変化します。この変化は不可逆的なもので、繰り返されるうちに徐々にバッテリーの容量が減少し、充電できる最大量が低下していきます。これが、バッテリーの「ヘタり」として体感される主な理由です。

次に、「」もバッテリーの大敵です。高温環境下での使用や充電は、バッテリー内部の化学反応を促進し、劣化を早めます。特に、夏場に直射日光の当たる場所でバッテリーを放置したり、高負荷な作業を長時間続けたりすると、バッテリーに大きな負担がかかります。

さらに、「長期保管」も劣化を招く要因となります。バッテリーを長期間、満充電または完全放電の状態で放置すると、内部の化学物質が不安定になり、容量が低下したり、最悪の場合は充電できなくなったりすることがあります。そのため、長期間使用しない場合は、適切な充電状態で保管することが推奨されています。

これらの要因が複合的に作用することで、バッテリーは徐々にその性能を失っていくのです。

バッテリー再生(リフレッシュ)のメリットとデメリット

バッテリー再生(リフレッシュ)は、多くの魅力的なメリットを提供する一方で、いくつかのデメリットやリスクも伴います。ここでは、その両面を詳しく解説し、お客様が賢明な判断を下せるようサポートいたします。

メリット:コスト削減、環境への貢献

バッテリー再生の最大の魅力は、何と言っても経済的なメリットと環境への配慮です。新品バッテリーを購入する場合と比較して、大幅なコスト削減が期待できます。具体的には、バッテリーの劣化具合にもよりますが、新品購入費用の数割程度で再生できるケースが多く、高価な測定器や計測器、工具などのバッテリーを維持する上で、非常に有効な手段となります。

また、バッテリー再生は、廃棄されるバッテリーの数を減らすことにも繋がります。これは、限りある資源の有効活用や、製造・廃棄に伴う環境負荷の低減に貢献する、サステナブルな選択肢と言えるでしょう。環境問題への意識が高い方にとっては、この点が特に大きなメリットと感じられるはずです。

デメリット:効果の限界

一方で、バッテリー再生には限界とリスクも存在します。まず、全てのバッテリーが再生できるわけではなく、劣化の程度によっては期待するほどの回復が見込めない場合があります。特に、物理的な損傷や、内部構造の深刻な劣化がある場合は、再生が困難、あるいは不可能となることもあります。

新品バッテリー購入との比較

バッテリーの交換を検討する際、新品バッテリーの購入は最も一般的な選択肢の一つです。しかし、新品バッテリーは高価であることが多く、すぐに交換する前に、バッテリー再生(リフレッシュ)という選択肢と比較検討することをおすすめします。ここでは、費用、寿命、性能の3つの観点から、バッテリー再生と新品バッテリー購入を比較し、それぞれの特徴を明らかにしていきましょう。

費用

バッテリー再生の最大の魅力の一つは、新品バッテリーを購入するよりも大幅にコストを抑えられる点です。新品バッテリーは、その性能やブランドによって価格が大きく変動しますが、一般的に数万円から十数万円、あるいはそれ以上かかることも珍しくありません。一方、バッテリー再生の費用は、バッテリーの種類や劣化状況、依頼する業者にもよりますが、新品購入費用の半分程度で済む場合が多いです。これにより、初期投資を抑えつつ、同等の性能を持つバッテリーを手に入れることが期待できます。

寿命

新品バッテリーは、当然ながら新品の状態から使用を開始するため、最も長い寿命が期待できます。バッテリーの寿命は、充電サイクル数や使用状況によって異なりますが、一般的に数年から5年程度が目安とされています。バッテリー再生の場合、劣化が進んだバッテリーの性能を回復させるため、新品の状態と全く同じ寿命が保証されるわけではありません。しかし、適切に再生されたバッテリーは、再生前の状態よりも大幅に寿命を延ばすことが可能です。

性能

新品バッテリーは、製造されたばかりの最高の性能を発揮します。最大容量、出力、充電速度など、全ての面で新品の状態です。バッテリー再生では、場合によっては新品時の100%の性能に完全に戻ることは難しい場合もあります。特に、著しく劣化が進んだバッテリーや、物理的な損傷があるバッテリーの場合、再生後の性能は新品に及ばない可能性があります。しかし、多くの場合、再生によって日常的な使用に十分なレベルまで性能を回復させることが可能です。再生技術の進歩により、新品に近い性能を発揮できるケースも増えています。

項目

バッテリー再生

新品バッテリー

費用

新品購入より安価(半分程度)

高価

寿命

再生前の状態より大幅に寿命が延びる

最も長い寿命が期待できる(数年~5年程度)

性能

新品同様のバッテリーに復活

※著しく劣化が進んだバッテリーは難しい

製造されたばかりの最高の性能

このように、バッテリー再生と新品バッテリー購入には、それぞれ一長一短があります。ご自身の予算、バッテリーの使用頻度、求める性能などを考慮し、最適な選択をしてください。

バッテリー再生(リフレッシュ)のポイント

再生できるバッテリーの種類

バッテリー再生(リフレッシュ)は、全てのバッテリーに適用できるわけではありません。一般的に、以下の種類のバッテリーは再生の対象となることが多いです。

  • リチウムイオンバッテリー: スマートフォン、ノートパソコン、電動工具、電動自転車などに広く使われています。これらのバッテリーは、内部のセル(電池の最小単位)の劣化や、BMS(バッテリーマネジメントシステム)の制御によって性能が低下しますが、適切な診断と処置により、性能を回復させることが可能です。

  • ニッケル水素バッテリー: 一部の電動工具やハイブリッド車などに使用されています。こちらも、メモリー効果や経年劣化による性能低下が見られますが、再生技術によって寿命を延ばせる場合があります。

  • 鉛蓄電池(一部):一部の鉛蓄電池も再生が可能な場合があります。ただし、サルフェーション(電極板の硫酸鉛化)の進行度合いによっては、再生が難しいケースもあります。

再生の可否は、バッテリーのメーカー、モデル、劣化の程度、そして採用されている技術によって異なります。

再生できないバッテリーの種類

一方で、以下のようなバッテリーは、残念ながら再生が難しい、あるいは不可能な場合が多いです。

  • 物理的な損傷が激しいバッテリー: 落下や衝撃による筐体の破損、内部ショート、液漏れなどが確認されるバッテリーは、安全上の観点から再生を断念せざるを得ません。

  • 過放電・過充電による深刻な劣化: 極端な過放電や過充電を繰り返したバッテリーは、内部構造が不可逆的に変化してしまっていることが多く、再生しても性能がほとんど回復しない、あるいは安全性が確保できないことがあります。

  • メーカーによって交換が前提とされているバッテリー: 一部の小型電子機器や、特殊な用途のバッテリーは、メーカーが交換を前提として設計しており、分解や再生を想定していない場合があります。

  • リサイクルが推奨されるバッテリー: 深刻な劣化や損傷が見られるバッテリーは、再生よりも適切なリサイクル処理が推奨されることがあります。

再生できないバッテリーを無理に再生しようとすると、発火や爆発といった危険を伴う可能性があります。

バッテリー再生の安全性

バッテリー再生に関して、「本当に安全なの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。結論から言うと、信頼できる専門業者による適切な手順で行われる限り、バッテリー再生は安全な技術です。

安全にバッテリー再生を行うためには、自己判断での分解や改造は絶対に避けましょう。

バッテリー再生(リフレッシュ)に関するよくある質問(FAQ)

ここまでバッテリー再生の基本的な仕組み、方法、メリット・デメリット、そして新品バッテリーとの比較について解説してきました。このセクションでは、お客様よりよく寄せられる疑問や不安に、Q&A形式でお答えしていきます。

Q.返品はできますか。
リフレッシュバッテリーにつきまして、お客様都合での返品はお受けできませんのでご了承ください。

Q.リフレッシュバッテリー到着後、何かこちらの方ですることはありますか。
到着後は、必ず動作確認お願いします。

Q.リフレッシュバッテリー自体の保証はどうなっておりますか。
品質には万全を期しておりますが、 万が一御使用中にトラブルが発生した場合、バッテリーを無償修理いたします。 まずはご連絡ください。
修理不能の場合は、返金いたします。
但し、以下の場合は、保証いたしかねますのでご了承ください。
1.製造日より3ヶ月を過ぎている場合
2.不具合発生のバッテリーが回収できない場合
3.落下・水漏れ等お客様ご自身のお取り扱いにより破損・不具合が生じた場合
4.落雷、火災、暴風、地震などの天災による場合
5.本品内の電池以外の部品の経年劣化による不具合の場合
6.ケースその他部品の外観の変化
(ケース及びコネクター等の外観については、
多少の傷、破損、汚れ等が残る場合がございます)

Q.使用機器本体の保証について教えてください。
故障もしくは、不具合が発生した時は、必ず事前にご連絡ください。
当社のリフレッシュバッテリー製品を使用して使用機器が故障の原因と確認できた場合、
使用機器の修理費用は、当社が負担いたします。(測量機器の本体は、保証対象外です。)
但し、保守メーカー発行のサービス報告書にてリフレッシュバッテリー製品が原因と確認できた場合に限ります。
なお、使用機器に蓄積、保存されているデータの損失は、保証対象外となります。

弊社取り扱いの 再生(リフレッシュ)対応バッテリー

日本機器では、下記のようなバッテリーの再生(リフレッシュ)を取り扱っております。

  • 電動工具

  • 非常灯・誘導灯

  • 無線機

  • 警報器

  • 設備時計

  • 電話機

  • カメラ

  • タブレット

  • モバイルプリンタ

  • 掃除機

  • ライト・投光器

  • 非常放送設備

  • 測定器・計測器

  • バーコードスキャナ

  • 芝刈機・草刈機

  • 介護用品

  • 医療機器

  • 清涼ファン

  • マイク

  • スキンエイジングケアレーザー

  • 測量機

その他、弊社に掲載のないバッテリーに関しましても、お気軽にお問い合わせください

まとめ 賢い選択でバッテリーを長く使う

これまで、バッテリー再生(リフレッシュ)の仕組み、方法、メリット・デメリット、そして新品バッテリーとの比較について詳しく解説してきました。本記事を通じて、バッテリー再生が単に古いバッテリーを復活させるだけでなく、コスト削減や環境保護にも貢献する有効な手段であることをご理解いただけたかと思います。

バッテリー再生(リフレッシュ)は、費用対効果と環境への配慮という二つの側面から、非常に魅力的な選択肢となり得ます。もちろん、デメリットも理解した上で、ご自身の状況やバッテリーの状態に合わせて、最適な方法を検討することが肝要です。

この記事が、あなたのバッテリーに関する悩みを解決し、より賢く、そして持続可能なバッテリーとの付き合い方を見つけるための一助となれば幸いです。ぜひ、バッテリー再生という選択肢を前向きにご検討ください。



【筆者・監修者企業】日本機器株式会社
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